白内障の手術後のケア
手術後の注意
回復するまで、きちんとケア。合併症のリスクを最小限に抑えます。
手術でダメージを受けた目をきちんとケアするため、また術後の合併症が起きていないかをチェックするため、決められた頻度で定期検査を受けていただきます。
万が一、合併症になっても早期に適切な処置を行うことができます。
定期検査とアフターケア

どのような手術においてもいえることですが、やはり術後のケアはとても大切です。
合併症で視力低下や失明に至る場合もゼロではないので、注意が必要です。
点眼・内服を指示通りに行っていれば、それほど心配するものではありません。また、定期検査をきちんと受けることで、万が一合併症になっても早期に適切な処置を行うことができます。
術後の合併症について
起こりうる合併症について
- 後発白内障(こうはつはくないしょう)
- 眼内レンズを挿入した水晶体の袋が濁り、再び白内障のような症状。
【対処】
濁った水晶体の袋にレーザーを照射することで治療が可能。
痛みもなく外来で治療でき、再発することもありません。 - 眼内炎(がんないえん)
- 眼内に細菌が入って感染し、炎症を起こす病気。
【対処】
感染リスクの少ない極小切開手術を行っています。
術後の感染予防のための点眼・内服を守れば、ほとんど発症しません。 - 類嚢胞黄斑浮腫(るいのうほうおうはんふしゅ)
- 手術の炎症が長く残り、網膜の中心部に炎症の影響がおよぶこと。
【対処】
炎症を抑える点眼薬を指示通りに点眼していれば、ほとんど発症しません。 - 水疱角膜症(すいほうかくまくしょう)
- 角膜の内皮細胞が手術により減少し、角膜混濁を起こすこと。
【対処】
手術前に角膜内皮細胞の検査を行い、水疱角膜症の危険性についてしっかり検討します。 - 青視症(せいししょう)
- 手術後、ものが青みがかって見えたり、まぶしく感じる。
【対処】
水晶体の濁りが黄色みを帯びていたため、一時的に青みを帯びて見えますが、時間とともに慣れてきて自覚しなくなります。